ものづくりを支える Pascal の製品開発力
パスカルは機械メーカーのなかでいまも若い企業です。
パスカルが世に出してきたパスカルブランドの機器とシステムのほとんどは、“世界ではじめて” を実現してきました。
ひとつひとつ積み重ねた努力と新しい機器開発への情熱が比類ないすぐれた製品をつくりあげています。
パスカルは、世界の自動車産業を主に、情報通信、電機機器など幅広い産業で活躍しています。
プレス機械・射出成形機・マシニングセンター・ロボット等の多様な生産機械の主要サポート機器として
世界の生産ラインで確実な地位を築き上げてきました。
これまでの若い力が生み出したパスカルの機器とシステムは、日本から北米、ヨーロッパ、そして躍進するアジアへと、
世界の最先端生産ラインとダイナミックに連動し、新たな若い力を得て、さらに成長していきたいと考えています。
展望
オートメーションシステム機器を開発する企業は、世界的にも限られています。
エア駆動油圧制御システム、クイックダイチェンジシステム、ダイ・クランピングシステム、オートカップリングシステム、
ダイ・クッションシステム、N2ガス・スプリング、ワーク・クランピングシステム、マグクランプ等々、
“世界ではじめて”開発したパスカルの製品は若い力に支えられて順調に成長してきましたが、まだまだ未完の域にあります。
さらに若い力を育て、真に世界一級の製品群に育ててゆかねばなりません。
国内では2016年4月の大分第六工場に引き続き、2019年3月に山形第三工場を増設。
海外では、2008年9月中国(上海)に現地法人、2009年12月中国(大連)に工場、およびドイツに現地法人、2010年10月韓国に現地法人を設立。
さらに高精度、高品質の製品を創り、つねに若い力が世界を基準に活躍できる企業体を目指します。
教育
少数精鋭の技術者集団を目指すパスカル株式会社は、各自の個性を尊重する教育と訓練に力を注いでいます。
常にチャンスに遭遇させ、失敗を積み重ねることによって生まれる個人の大きな飛躍に期待しています。
このトライ&エラーの方針は、「失敗を積み重ねることこそが、大きく成長する源である。」
ということを幾度となく経験した結果生まれたものです。
パスカルの若くして大きな成長の軌跡は、何よりもこの考えを純粋に実践したことによると言ってもいいでしょう。
また、能力主義に基づく評価システムは、新しい企業がゆえに思い切って早くから取り入れました。
それが若い活力を生み、個人と企業とが大きく統合的に前進していく土台となっています。